つくばのまにまに

並木のマルゲンミートさん。「関東一おいしい肉屋がつくばにある」と、
倉掛の須田帆布のボスに教えてもらった店です。


店内に入ると、ピカピカのケースの中には、牛、豚、鶏肉がズラリ。
作業台も、スライサーも、冷蔵庫も、壁も床も、とにかくピッカピカです。


見るからにおいしいそうな肉。コロッケなどのフライもおいしいと聞いているし、
それ以外にも、チーズ、ワイン、豆腐、味噌など、選び抜かれた感の商品が並び、
何を買おうか、しばし迷ってしまいました。

和牛すき焼き肉は、グラム500円とは思えないおいしさ。


幻のチーズとも呼ばれるカチョカバロ840円。


豚ロースカツ、串カツ、ハムカツ、うずら串を揚げてもらいました。
豚ロースカツは、サクッとした食感の後、肉の甘味が広がります。


そこへ、「早いですね」とご主人。頑固系の方だと聞いていましたが、
今、なんと？　と聞き返したくなるほど優しい声。
開店早々に来た客に、朝早いですね、と声をかけてくれたのだ。
「須田さんにおいしいお肉屋さんがあると聞きまして」と言うと、
息子さんとお二人で、肉のこだわりをお話ししてくれました。

「関東一と聞きました」というと、「うん、まあ」といいながら、
「…日本で二番になったから」とほんとに小さくおっしゃったのを、
聞き逃しませんでしたよ（国の品評会かなにかでしょうか）。
しかも、価格の安さにも並々ならぬこだわりを感じました。
（お店を続けていくのも大変だとおっしゃってましたが…）

日本で二番目においしいお肉屋さんが、こんなに近くにあるなんて。
つくばに住む幸せを、また噛みしめるのでした。
今度は名物のコロッケを買いにいきます！